2008年10月29日(水)、1ヶ月ぶりに和歌山県御坊美浜の仲政丸さんへ行きました。今回の目標は日曜日にある母親の法事用のマダイ1枚にしました。オマケで刺身で美味しいヤイトガツオが1本上がればラッキーです。
【朝焼け】
お客さんは自分を入れて3人でした。AM5:00前に出船してポイントまで70分かかりました。この時期にいつも行く合ノ瀬ポイントはサメが居ついていて釣果をことごとく取られるので、最初は少し外れたポイントでした。水深は74mで、仕掛けは天秤100号オモリに5号6mハリスの2本針(9号マダイ)。すぐに左舷トモの人がイサギを2枚上げました。しかし、その後まったくアタリがなくなりました。エサは時々取られるのですが、喰いが浅いようです。たまにアタリがあっても針はずればかり・・、ウスバの気配もあったり・・。でもこの日は久しぶりの釣りでお天気も良かったので、釣れなくても船に揺られているだけで気持ち良くて、魚との駆け引きを楽しんでいました。仕掛け投入時に「これでどや〜!?」「ほんならこの撒き餌とタナではどや〜!?」など楽しい空間でした。暫くして珍しい魚が上がりました。最初、赤イサギかなと思いましたが、少し違うな〜?と思いました。家に帰って魚図鑑で調べたら”タマガシラ”という魚でした。美味しそうだったのでキープしました。その後も1時間ほどやって、サッパリなので合ノ瀬へ場所移動しました。その日の合ノ瀬にはサメの気配がなくて良かったです。すぐにイサギが上がって、水深40m付近でソウダガツオのアタリにつき合わされました。途中2回、小ぶりのマダイらしき2段引きがありましたが、針外れでバレてしまいました。この時はさすがにショックで、その後のリール巻上げはバレるのが恐くてとても慎重になりました。釣果がもう一つなので、納竿を船長が1時間延ばしてくれました。そして、納竿30分前にいい引きがきました。どうせヒラソウダのダブルやろ〜!?と思って慎重にリールを巻き上げていましたが、船長がそばに来て「タイかも知れんぞ?!もっと強引に速く巻け〜!サメに獲られるぞ〜!」と隣であおられました。そして海面で船底裏から出て来たのは赤白い色をした良型のマダイでした。
船長「そやからタイや言うたやろ〜!」「カツオとタイが分からんのはまだまだ修行が足りんな〜!」
自分「・・・・・・・・」
何とか閉店間際に目標の良型マダイが1枚上がって良かったです。やっぱり、何事も絶対最後まで諦めたらアカンな〜!を痛感しました。今年の阪神タイガースも最後まで諦めんと応援したんやけどな・・・・(涙)
釣果はマダイ(55cm)1枚、イサギ2、タマガシラ1、ヒラソウダ5でした。
タマガシラの刺身(想像以上の上品な味で美味)、ヒラソウダの刺身、タタキ(美味)、イサギの塩焼き(合ノ瀬のイサギはなぜか?超美味です)、マダイは刺身で食べたいのを我慢して、塩焼きにして母親の法事のお供えにしてその後、お下がりを頂きました。
寒くなるこれからが和歌山中紀のマダイ、青物シーズンなのでとても楽しみです。
【おまけ】
海に行けなかった10月上旬、中旬、姪っ子達を連れて、友人が住んでいる丹波篠山の畑に行って栗拾い、カキ、黒枝豆の収穫を手伝って秋を満喫しました。丹波栗は粒が大きくて光沢があり、とても甘かったです。篠山の黒枝豆は一度口に入れると止まらなくなります。秋の”山の幸”は絶品でした。
【タマガシラ】
http://www.zukan-bouz.com/suzuki/itoyorika/tamagasira.html
http://fishingforum.org/zukan/trhtml/007325.htm
【ヒラソウダガツオ】
http://www.zukan-bouz.com/saba/saba/soudagatuo.html
http://fishingforum.org/zukan/mashtml/M000392_1.htm
■仲政丸 http://minnaga.com/nakamasamaru/index.htm
和歌山県御坊市岩内30―12
電話 0738-24-1844 携帯 090-3496-9563
詳細はお電話で。