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【NO.139】京都府 経ヶ岬のマダイ釣り

2008年9月17日(水)久しぶりにマダイのかかり釣りで京都府宮津の第三みのる丸さんの乗合に行きました。乗合と言ってもこの日のお客さんは自分一人だけでしたので船長は前、自分は後ろの釣座で幸運な貸切状態でした。台風が接近しているのに日本海側は秋晴れでベタ凪のとても気持ちいい釣り日和でした。「今日は釣れなくても、ええ天気やから”良し”としよう!」と謙虚な気持ちでのスタートでした。


AM8:45出船で、天橋立を左舷に見ながら経ヶ岬を目指します。白石グリに入れるAM11:00まで手前のポイントでレンコダイを狙いました。仕掛けは胴付(8.8m)5本、オモリ50号で開始。この日の潮は風向とは逆でとても速くて、オモリ50号が着底するまでにエサ取りにオキアミを全て取られてしまいます。オモリを80号に替えて仕掛けの着底スピードを上げました。そしたらレンコダイとウマズラがポロポロと上がりました。ラッキーなアマダイも期待しましたが潮が速すぎてダメでした。

AM11:00過ぎから白石グリに移動しました。到着後、最初はゆっくりの完全フカセに良い潮だと思ったのですが、完全フカセの道糸入射角度が鋭角過ぎて、イヤ〜な感じでした。船のアンカーロープを見ると何となく利いてないような・・・潮も思ったより速く、風と潮も逆で上下2枚潮の完全フカセに向かない潮でした。
一般的にフカセ釣り(完全フカセ釣り)での好条件の潮は、一本潮(海面上層部から底潮に至るまで)が最も良い潮で、緩やかに上げ下げの潮に沿って風波方向に流れる時はGood!それとは逆にあまり良くない潮は、二枚潮とか全く上下の潮が動かない潮。だと言われています。自分は日頃の行いが悪いので、今までそんな良い潮に遭遇したのは過去に2、3回しかないです。ただその時は120%の好釣果で良型マダイの入食いでした。
今回は撒き餌も上で飛ばされるので、まずは胴付5本仕掛けの30号のオモリで胴付フカセをしてみました。オモリを替えたり、水深途中で撒き餌をしたりを数回してももう一つパッとしないので、すぐに天秤仕掛けに替えました。30号オモリの天秤フカセ(21m)仕掛けでスタートした船長が、超特急の潮で飛ばされて最後は70号オモリになっていました。自分もオモリは70号で、水深66mに対してハリス長21mなので開始タナは45m(66m-21m)からスタート!風向きもコロコロ変わってそれに伴って船の向きも変わり釣座を左舷右舷に替えさせられました。もう一人横(トモ釣座)で釣っていたら投入データの共有ができますが、今回は一人なので、速い手返しで一つでも多くのデータを取ろうとして少し焦りました。

白石グリでの前半はフカセで速い潮との格闘、対策と天秤でタナを探るのに時間を費やし、2時ころまでバタバタしていました。そしてやっとタナを絞り込めてきた時(仕掛け投入後3分)に竿先が海面に刺さりました。この瞬間があるから”かかり釣り”はやめられません!久しぶりの強烈な二段引きでした。慎重に手巻きで引きを楽しんで上がったのは、少し顔のイカツイ全体に黒いめの体の♂マダイ(63cm)でした。「やっぱり白石グリはええマダイがおるな〜!」と思いました。船長も一言「これがあるから天秤はやめれんな〜!」と一緒に喜んでくれました。


その後も微妙に変わる自然条件との根比べでマダイのタナを探りました。この日の夕間詰めの時合い(PM4:30〜日没の2時間)ではマダイの活性が少し高くなり、優しい顔の桜色の45cmの♀マダイも上がりました。今回の天秤タナでのマダイの反応はとても狭い範囲でした。タナは少ししか変わらんと思うのにな〜?!不思議やな〜?!

納竿(日没)のPM7:00前までポロポロとマダイとウマヅラが釣れました。途中海面のシイラ5本に仕掛けをボロボロにされて時間をとられました。最後は小アジが1匹掛かったので諦めて納竿にしました。船長もおかずを数枚上げていました。

桟橋をPM8:00に出て、家にはPM10:00前に到着しました。道具の清掃、片付け、風呂を済ませて、寝酒のあてに刺身3種盛りとあら汁を味わいました。美味です〜っとしました。翌日からタイ鍋、タイ味噌漬け、ウマヅラ鍋、レンコダイ塩焼きで成仏してもらいました。ウマヅラ鍋は予想外に、てっちり(ふぐ鍋)に似てポンズで美味でした。


マダイのかかり釣りは、毎回頭を使う”攻めの釣り”で、条件の悪い時は途中、頭が痛くなるくらい悩み、時間もすぐに過ぎてしまいますが、やっぱり面白いです!でも難しい〜〜!
今回も、苦労して釣り上げたマダイ(♂63cm)の顔を見た時は、思わずため息「ふ〜っ〜」が出ました。

日本海(経ヶ岬)ではこれからマダイ、青物と、魚種も増えてきます。11月から冬場にかけては海も荒れて出船出来る日も徐々に減ってくるので、9月末〜10月ころが沖釣りファン待望の秋シーズンだと思います。

■第三みのる丸(吉岡さん)
http://minnaga.com/minorumaru/
〒626-0066 京都府宮津市字獅子159  
吉岡 稔  TEL 0772-22-5381

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2008年09月18日 10:23に投稿されたエントリーのページです。

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