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【No.147】和歌山県中紀の本カツオ釣り
2009年9月14日（月）前回不発で今年も諦めていたカツオシーズンでしたが、大きなカツオが和歌山中紀に廻って来たみたいなので、美浜の仲政丸さんへ行きました。
前日の船長との電話で「ハリスは12号と14号、針はヒラマサ15号持って来てや〜」と言われ思わず嬉しくなりました。自分は「確実にデカいカツオが来ている・・・！仕事の都合でずっと釣行出来なかったけど何とかカツオに間に合った〜！」と心の中で喜んでいました。
AM4:20出船でポイントの黒瀬南の波浪ブイポイントまでは約１時間ほどでした。日の出と同時くらいに第１投です。夜明けのオレンジ色の空が秋雲とマッチしてとても綺麗でした。仕掛け投入せずにずっと見とれていました。お客さんは4名で、自分の釣座は右舷先から2番目でした。今回のカツオは流し釣りで後席より先席のほうが条件が良いので、予約順に先から選ばれました。
今回は前回不発だったので竿も持って行きましたが、数釣りを重視して手釣りでしました。数釣りで大物カツオにあたる確立を上げる作戦です。道具は天秤オキアミカゴ、100号オモリ、4mmゴム50cm。ハリス12号、14号（2m）、針はマダイ針（オキアミピンク色）13号、ヒラマサ15号の2種類でしました。
船はブイの近くの流しを繰り返します。夜明けで明るくなってビックリしたのは沢山の船が集まっていました。水深は約250mほどで普段はイカの漁場になるくらいの深場でした。カツオのタナは15m〜10mでした。
手返しをとにかく速くしましたが、餌をうまい具合に取られました。船長のアドバイスで、餌のオキアミを針に抱き合わせ付けに付けたり、グレ釣りのように針の曲がりに沿っての1匹付け（針を隠す）にしたりして、餌の取られ具合、ヒットしてからの口外れ具合などを試してみました。アタリの多かったその日の結果は1匹掛けの方が総合的に良かったです。
仕掛けを下ろしてアタリが少しでもあれば、すぐに軽い誘いをして反応がなければもうエサを取られているので手返しです。水深が浅いので手返しの数も多く、オキアミも軽く入れても沢山使いました。針にオキアミを刺す時も丁寧に付けないと中途半端な付け方だと確実にエサを取られました。途中何度も「うまいことエサ取りよんな〜？！」と感心していました。
カツオは水面近くで再度、海中に潜って抵抗するので、天秤オモリを船ベリの上に置いて、船に引っ張り上げるタイミングを計りながら上げました。カツオは海面から頭を浮かしてやるとおとなしくなりますが、そのタイミングがずれて針外れで何尾も逃がしました。その時は家の近所の魚屋の釣堀を思い出しました。おもちゃのような竿と細いハリスで良型の養殖カンパチを水面で８の字で引っ張りながらタイミングを見計らって水槽の外へ引っ張り出します。ハリスが切れると又、むきになって何度もしてしまうので、最近はその魚屋さんに出来るだけ近寄らないようにしてます。
釣り上げたカツオは、船で各自一個づつ配られた包丁、スポンジ付どろ箱の中へ入れて、
��針を口から外す。
��絞める（エラから脊髄下の血管を切る・首元の髄を切断）、
�３た絅丱吋弔貌�から入れて血抜きをする。（数分）
�ど垢任い辰僂い粒た紊匹軾△貌�れて氷絞め、追血抜きをする。（20分ほど）
�ド垢世韻�入ったクーラーボックスへ入れる。
スポンジ付どろ箱、海水入りバケツ、海水氷入りどろ箱、クーラーボックスを横一列に並べて、� 銑イ虜邏箸鯲�れ作業のように手際良く行いました。海水用の氷は朝に釣具屋さんで3片買って持ち込みました。そんな努力の甲斐あってか？血抜きは完璧でよくイカっていました。
釣果はカツオ38尾、ビンタ（キハダ幼魚）2尾でした。
家では3尾だけ調理してカツオ刺身、タタキ、生姜煮、漬け丼、ビンタ刺身で完食しました。あとは当日にご近所、親戚、兄弟に配り、翌日は会社にカツオ11尾と包丁、玉ねぎ、ミョウガ、しその葉、ポン酢を持ち込んで、屋外で調理してタタキで完食、成仏してもらいました。
今回は大型カツオは釣れませんでしたが数が釣れ、夜明けの朝焼けで、これから”深まって行く秋”を体感出来、日の出パワーを全身にもらったので良かったです。
そろそろ秋風も吹き始め、枯葉舞う大好きなマダイの季節がやってきます。
もっと釣り行きたいな〜・・・・〜・・・ ・・・ ・・・
■仲政丸 http://minnaga.com/nakamasamaru/index.htm
和歌山県御坊市岩内30―12
電話 0738-24-1844 携帯 090-3496-9563
詳細はお電話で。
