マーシーの海釣り日記: 2008年04月アーカイブ

2008年4月23日（水）和歌山県御坊美浜の仲政丸さんへ、これからが旬のイサギ釣りに行きました。前回はイシダイの外道がありましたが今回は迷いなくイサギ一本です。今年は例年に比べてこの時期、水温、潮などのバランスがおかしいのか？和歌山の魚の食いが悪いようです。

久しぶりの釣行で①日本海の根魚②日本海のマダイ、ヒラマサ③和歌山南紀の深海④和歌山中紀のイサギの選択で少し考えましたが、手釣りでのイサギ釣りは上手い人と釣果（数、型）に差がでるので、そのへんの学習をしたかったのと、油の滴る塩焼きを食べたかったのと、近場で車の運転も楽なイサギ釣りにしました。指サック２個とクーラーだけでOKです。
AM5:00出船でポイントの楠井沖まで30分。前日は会社の裏山の竹林でタケノコを掘り過ぎて腰が痛かったので、30分間でしたが深い眠りで少し楽になりました。

前半は小ぶりのイサギがポツリポツリと上がりましたが、食い気はもうひとつで爆釣りの予感はありませんでした。魚探では小さい魚の群れが映ったり、消えたりとポツリポツリでした。良型のイサギを狙ってタナを上げてはみますが、アタリがなければ又、型の小さいタナに下ろしてしまいます。「根性なし～！」です。鉄火面天秤での撒き餌、サビキとの同調を色々イメージしながら試してみますが、明確な「これや～！」という答えが出ませんでした。喰いが少し良くなった途中にハリス4号に替えたりして試しましたが、アタリの少ないこの日は3号ハリスの方が良かったです。
水温が18.8度まで上がってイサギの喰いも良くなっているようですが、同時にソウダガツオが回ってきていました。仕掛けの上げ下げの時に6～7本上がりました。ソウダガツオの来襲でハリスがクルクルにされて厄介でした。隣のお客さんが友達からカツオを頼まれていたので、釣れたソウダガツオはその人に差し上げました。ゆでたソウダガツオにマヨネーズを混ぜて食べるらしいです。美味しいだろうと思いました。右舷前にいた常連のOさんは、イサギ釣りを窮めているだけあって凄まじい”釣り”をしていました。数も型も敵わない”漁師さん”でした。魚の食い気のない時に釣るのが上手い人。鉄火面手釣りの奥の深さが分かって少し燃えてきました。

イサギ50、小アジ8、チャリコ1でした。
夕食は・・イサギ刺身はプリプリで油がのって甘くておもわず「ワオッ～！」小アジの酢じめはこちらも油がのって甘くて”キリッ”と締まり「ウソッ～！」イサギ塩焼きは皿に油が滴り落ちて”絶句”。言葉にならないくらいの絶品でした。イサギあら汁はゆず風味でスッキリしてgoo～！イサギのキモ湯では酒の珍味で完食。とても贅沢な美味しい晩餐でした。