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  • マーシーの海釣り日記【その55】
    和歌山湯浅の五目釣り
    ベタナギ

    2月28日(土)に友人と二人でサンバソウを狙って湯浅の浮舟荘の仕立て船に行きました。AM6時出船でポイントのソノまでは約30分でした。
    仕掛けは船頭仕掛けの胴付きエダス30cm3本針で、オモリは30号。水深は28m前後。
    船頭さんは手釣りで、自分達は竿をタイ用とカワハギ用の1人2本を出しました。アンカーを下ろしての釣りなので、最初はシラサエビをエビカゴに10匹程入れて、速い手返しで魚を集めます。3回目でチャリコ(小鯛)が釣れ始めました。
    釣り状況 30分ほどはチャリコの入れ食いでした。小さいですが、引きはタイの2段引きで面白かったです。飽きかけた時に船頭さんが良型のアジを釣り上げ、その後すぐに45cmのマダイを上げました。「こんな大きなマダイも船の下におるんや!」とビックリし、「さすが船頭さん!腕が違うな〜!」と感心して、断然やる気がでてきました。そして、自分の竿に強烈なアタリがきました。間違いなくマダイのアタリ!上がったのは40cmのマダイでした。「ヤッタ〜!もう1枚いくで〜!」お天気も快晴、海はベタ凪、釣果もヨシ、最高の釣り日和です。

    シラサエビ カワハギ仕掛け

    その後は餌取りのカワハギとの戦いが続きました。あんまり餌を取られて腹が立つので、マムシの餌とカワハギ仕掛けでカワハギと勝負しました。「ざまあみろ〜オレの勝ちじゃ〜!ぼけ〜!」と釣り上げたダブルのカワハギに言って喜んでましたが、自己満足のストレス発散でしかないことに気づきました。「今日はカワハギを釣りに来たのではない!?サンバソウを釣らねば・・・。俺は何をして喜んでるんや?これではア・カ・ン!」

    カワハギ マダイ
    マダイ 

    チヌ横で釣っている船頭さんの釣り方を見てふと気づきました。船頭さんはカワハギのいる底より(1ヒロ〜2ヒロ)タナを上げている。カワハギには目もくれず良型の魚のみを狙っている。手返しもとにかく速く、餌のシラサエビも3本針のうち1本でも取られたらすぐに手返しして再投していました。時間にして2分程/1回の手返しでした。良型の釣果も船頭さんが1番でした。さすが船頭さん、"2頭追うものは1頭もえず""1投入魂" 学ぶ所は沢山ありました。エダスの短い胴付き仕掛けなので、良型魚のバラシも3人で沢山ありました。天秤仕掛けの方がバラシが少ないかもしれません。納竿のAM11時30分前にサンバソウ2枚とタイ1枚が連続で上がりました。船頭さんが家で今晩のおかずに、小鯛寿司を食べるというので、チャリコを20ほど持って帰ってもらいました。とても美味しいらしいです。お土産の魚を沢山釣って頂いて有難うございました。「タイ釣りやったら1年中しとるさけえ又、おいでや〜!
    空港(関空)の島が出来てから、潮が変わってしもたな〜。昔はよう釣れたけどな〜。餌のアカエビが消えてしもたわ〜。」と言ってました。ん〜む・・海のメカニズムを変えてしまう開発の影響は想像以上でした。船頭さんが笑いながら話す寂しそうな顔を見ると、少し悲しくなりました。
    サンバソウ 最終釣果は、マダイ(45cm、40cm×2、35cm)チャリコ40枚、チヌ36cm、サンバソウ×2、カワハギ×9枚、アジ×4の大漁でした。これだけ釣れる五目釣りは楽しかったです。今の湯浅ではラングイの寒サバが人気がありますが、ポイントまで片道2時間は少し辛いです。又、サバ30本も食べきれないです。1年を通じてタイ、(サンバソウ)狙いは浮舟荘さんの仕立てがオススメです。

    釣果 釣果

    家にはPM1時30分に到着しました。今回はあまり疲れの残らない良い1日でした。夕方にはいつものように、釣果はくら寿司さんで成仏させて頂きました。いつもながら4種盛りのお刺身は豪華で、美味でした。
    お刺身、タタキ薄造り、煮付け、皮ポンズ和え、かぶらあんかけ汁、押し寿司のフルコースでした。翌日の夜は家でチャリコ、アジ、サンバソウ、カワハギの寿司三昧でした。今回は寿命が5日ほど延びたと思います。

    刺身4種 薄造り
    煮つけ 皮ポンズ
    押し寿司 カブラあんかけ汁

    ■浮舟荘(湯浅広港) 0737-62-3365 (仕立てのみ)
    料金は37,400円(二人分、餌、氷300円込み)

    ■ くら寿司 06-6796-3766  定休日 月曜日
    大阪市生野区巽南4-7-18(内環状線沿い、北向き左側)


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