【愛犬向オリジナル洋服】・・・「DOG WEAR 875」

「愛犬にとって快適な洋服作りをしています」。言われてみれば当然のことだが、それは本当は難しいこと。愛犬を家族のように思いながら、愛犬が本当に喜ぶ服を着せてあげていますか？

可愛い服を着た犬を連れて散歩する人も珍しくなくなった。ペットショップやインターネットでも、これでもかと言わんばかりに奇抜なもの、本当に子供服のようなものなど、デザインも素材も華やかになり、有名な子供服のメーカーや高級ファッションブランドのものまで出始めているらしい。 しかし、どんどんとそれらがファッショナブルになっていくのはいいことなのかもしれないが、それを着せることが本当に愛する犬のためになっているのか、というと首を傾げてしまう問題もある。 犬の服は普通それを着て４本の足で立っているか歩いている姿を考えて作られている。それを着せた人が可愛いと思え、外に散歩に出かけた時に会った人にも「カワイイ」「カッコイイ」といってもらえることが一番の目的だということ。でも、犬は立って動きまわっている状態よりも伏せたり寝そべったりしている状態の方がずっと多い。立った状態で動き回りやすいものでも、寝そべった状態ではストレスを感じさせてしまうものもあるということ。 また、犬に服を着せることは可愛さを付け加えるという目的以外に、抜け毛対策や皮膚の保護、体温保護などにも有効なので、外に行くときだけではなく、ずっと着せていてもいいような丈夫さなど、デザインだけでなく素材や縫製までを考えなければならない。 考えてみれば、言葉を出せない犬たちの快適さを追求することは難しいことで、犬の行動や体調、動きやすさ、ストレスの無さといったものはずっとそれを見て、感じ取っていく必要がある。それは間違いなく犬が好きでないと出来ない。 この店の｢８７５｣は「ハナコ」のことで、店長の家族、バグの７歳の女の子の名前。その子に着せるためのものをいろいろ考えて作って現在の形になった。だから、ファッションやブランド物で飼い主が満足するただカッコイイ、カワイイだけのデザインは最初からしない。本当に犬が着ていて快適な服を作ることにこだわる。その理由はただ単に犬が愛しいから。 販売はインターネットが主。迷彩柄のフードパーカー、防蚊加工のタンクトップ、ファー付フードのあるリバーシブルジャンパー、フード付セーター、スカーフなどを扱っている。それらの商品一つ一つを自らの愛犬に着せるのと同じ感覚で販売している。尼崎の「Dog Live Cafe PUG-GEAR」など、社交場の方からも犬のためにという作り方が信用されて取り扱われている。 フォトＢＢＳもあるホームページの他に、ショップサイト、更にブログまで持っていて、いろんな形で情報のやり取りをしている本当の犬好き。 これからどんなものを作っていくのかはまだわからないが、これからも犬と楽しく接していくことで、必要を感じたものを犬と一緒に作っていくのだろう。 ペットがいない家の方が少なくなりつつある現状を考えれば、もうペットブームなどという言は無意味なものにしてしまった。ペットが家族として迎えられ、無くてはならない存在になった以上、与える側の好みだけではなく、それらを与えられるものたちのことをちゃんと考えてあげてください、そんなメッセージの伝わってくるお店です。

店長からの一言 店長の私も家族が２匹いますので、わんこの動きや毛の抜け具合などよく理解しています。ファッション性も大事ですが、その前にわんこにとって快適なお洋服を作っていきたいと思います。着心地の良さを実感していただけると幸いです。ぜひお立ち寄りくださいませ。御来店をお待ちしております。

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